手当金をもらおう

 リラックスすること、仕事や人間関係のストレスを忘れて頭を空にしてよく休息することは、時間がかかるようにみえてうつ病の治療の一番の早道です。しかし、すでに働いている社会人にとっては一番ハードルが高い点でもあります。  長い休暇をとったり、残業をへらしたり、時短勤務をしたりするとまず、収入が減ってしまいます。それにより治療費のねん出ができず、結局途中で治療をやめ中途半端な状態で職場に復帰してしまう人もよくいます。そのためまた再発してしまい、治療にさらに時間がかかってしまうのです。  なるべくゆっくり休むために職場の健康保険組合などに申請し、傷病手当金を受給しましょう。休養の60パーセントまでなら支給され1年半受け続けることができます。

 うつ病治療には大体月々7000円くらいかかります。カウンセリングも含めると月1万円はかかってしまい長期になればなるほど診療代の負担が重くのしかかります。うつ病の新たなストレスの種になってしまうほどです。  そんなときには自立支援医療費制度(精神通院)を利用し、経済的余裕を持てるうつ病の治療をしましょう。この制度のいいところは年齢や年収による制限がないことです。医師の診断書や精神障碍者福祉手帳があればいつでもだれでも受給することができます。このことにより治療費の自己負担が1割にまでへります。  経済的理由から治療をあきらめずになによりも自分を大切にしてください。治療をしっかりうけることが最終的には家族のためや、会社や社会のためになるのです。